大人猫の反応

コウメです。

うずらってば、まだ傷がくっついてないらしいのに全然平気で毎日暴走です。

↓「コウメ姉さん！コウメ姉さん！一緒に遊ぶのですよ！！」

「・・・・・。」

・・・色々考えてみましたが、怖い顔して威嚇してもうずらは全然懲りないし

母さんもカメラ持ってウロウロして　『コウメの子猫に対する反応』　を撮ろうとするし

これからは　『大人猫の対応で無反応』　にすることにしました。

ちなみに大人猫の反応とは気付かないフリです。

↓ほら、早速うずらがやって来ました。

「コウメ姉さん、暖かそうな毛布ですな。こんばんわー！」

ちょろちょろワザとしてきますが、気付かないフリをします・・

「コウメ姉さん、一緒に寝ますか？！こっち見てよぉ～！」　

「・・・・・。」

ほら、すぐ退屈してきます。

　「なんか、つまんな～い！首、痒い～！」　ｶｶｶｯﾂ！

　「ん？あれ何だ？気になる気になるのですよ！！」　ﾀﾀﾀﾀｯﾂ・・・・

ほら、子猫だからすぐ他に興味を持って消えていきました。

コウメの戦略勝ちですね。　

今後も大人猫対応でいこうと思います。

翌日。

「おっつ！コウメ姉さん、警備ですね♪　うずらも援護警備しちゃいますよ！」

（あえて、振り向かず黙認・・・大人猫ですから。）

「おー今日は小粒ちゃんですな！！　」

「ほ～増えてきましたね！今日は大漁かもですね！」

「おぉ～近くにもきましたね！　

すごいですね♪　楽しいですね、コウメ姉さん！！」

「ねっ！やっぱり一緒に警備は楽しいよね　コウメ姉さん　」

「・・・・。」

「ん？！コウメ姉さんの耳の後ろ、いい匂いですな　」

「・・・・・。」

（あ～もうぅ、近すぎ！でもガマンガマン・・・・）

「なんだろ？　魚の匂いかな？　濃厚な香りですね　」

「・・・・。」

（うずらの鼻息荒いぃ・・・＃　でも　ｶﾞﾏﾝｶﾞﾏﾝ・・・・）

「いい匂・・い・・・あれ？」

「・・・・。」

「コウメ姉さ・・ん？　どうか・・しましたか？？」

「・・・・・。　＃」

「も～うぅ！！　うずら近づきすぎ！！　しつこい！！

背後に回るな！！　匂い嗅ぐな！！」　＃＃＃

「え！仲良く警備してたのに、いきなりその顔ですかぁ？！」　ﾏｼﾞｺｴｰ！

 

シャァアァ～！！＃＃＃

「・・・コウメ姉さん　『大人猫対応』　するんじゃないのですか？」

「・・・・・。」　　ﾂｰﾝ。　ｼｶﾄ。

「コウメ姉さん、今、子猫に対してすごい顔しましたよね？？」

「・・・・。すごい顔なんてしてません。」　　ﾂｰﾝ。

「っむ！！」

「シマ兄ちゃん、ずっと横で見てましたよね？

コウメ姉さん、すごい顔しましたよね？！」

「シマ、見てたよね？

コウメは冷静な大人猫対応だったよね？！」

「・・・・・・・。　ﾅﾆﾓ　ﾐﾃﾏｾﾝ、ﾐﾃﾏｾﾝ、ﾐﾃﾏ・・・・」

↓↓　ﾐﾝﾅ、ﾐﾃﾀﾖﾈ～？ﾐﾃﾀﾖﾈ～！

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